加茂山ハイキング
- 市街地の近くで
- 自然に触れられる身近な山へ
いの町民なら子どもの頃に一度は登る「加茂山」。遠足スポットにもなる標高261mの低山で、平成7年頃から整備が進められ、展望台やベンチなども設置されているハイキングにもってこいな場所です。とはいえ、急勾配な坂もあるので、ライトな登山スタイルで臨みましょう。
皆さんお揃いの衣装でハイチーズ!
加茂山を案内してくれるのは、いの町ガイドくらぶの皆さん。メンバーは、高鴨綾子さん、堀尾良子さん、濵田吉子さん、森下孝明さんの4名で、この日は3人の方がお話ししてくれました。皆さんいの町出身いの町育ち、地元が大好きで「もっといの町をPRしたい!」と平成16年の町の合併時にくらぶを結成したそうです。昔からの顔なじみで、とってもお話が大好きなご様子。1つ質問をしたら、10も20も教えてくれるほどにガイド知識も豊富です。
加茂山で観察できる四季の草花などはこちら
加茂山の魅力は、市街地からとても近い場所にありながら、自然を身近に感じられるということ。集合場所のいの町役場本庁舎から、徒歩15分の場所に登山口があります。登山口からすぐの場所で観察できるのは、ムサシアブミやハナイカダで、それぞれ春から初夏にかけて花が咲きます。登山道のすぐ横には小川が流れていて、ヘラシダやコモチシダといったシダ植物が通年見られ、冬場でも青々とした草花が観察できるのも特徴です。
登山口の様子
登山口には杖があるので、ご利用ください
入山してすぐに見つけたユキモチソウ
道中には「トンボ・メダカ池」という場所があり、日本固有種のヤマアカガエルの生息地になっています。冬になると卵を見ることができ、春にはたくさんのオタマジャクシが泳ぎます。また、池の近くにはログハウスがあり、その付近でアサギマダラを呼び寄せる多年草のフジバカマが確認できます。
池で確認できるヤマアカガエル
秋になるとやってくるアサギマダラ
秋に花を咲かせるツワブキは、初心者でも見つけやすい
展望台は2ヶ所。まず見えてくる第2展望台公園には鯉のぼりが泳いでいて、お天気の良い日は高知市九反田にある複合文化施設「かるぽーと」まで見渡すことができるとか。桜の木もあり、3月下旬から4月にかけてが特に美しいそうです。
そしてガイド皆さんのオススメは、山頂にある第1展望台公園。先ほどまでの足の疲れも忘れるくらいの大パノラマが広がっていて、街並みや仁淀川はもちろん、太平洋まで臨むことができます。さらに高いところから見たい人は鉄塔に登れるので、ぜひ登ってみてください。登頂後はみんなでお弁当を食べながら、付近を自由に散策します。三角点もあるので、登頂の記念写真もお忘れなく!
何度登頂しても感動する第1展望台からの景色
昔活躍していた鉄塔にも登れます
ガイドコースでは、ゆっくり登りながら1時間から1時間半かけて頂上を目指します。道中では約10種ほどの草花を紹介すると聞きましたが、「このサカキ!ヒサカキって言うがやけどね、実が塩ラーメンみたいな香りがするがよ~」という具合に、目に付く草花の名前や特徴がポンポン飛び出すので、下山する頃にはそれ以上の知識が身についているはずです。
加茂山ハイキングの様子。所々急な坂もあります。
「四季折々の自然を感じながら、いの町の良さを体感してほしい」「こんなに人里近い場所で手軽に山登りしながら植物が見られる場所って珍しいきね。いの町に来るきっかけになってくれたらうれしい!」とガイドさんの地元愛を感じられる加茂山ハイキング。草花が好きな人、登山初心者さんもぜひ。
※大事な自然を守るために、盗掘、踏圧はしない、特定外来生物を持ち込まない、遺伝子汚染から在来種を守る等、決まり事は守りましょう。
■詳細はこちら
https://doppuri.kochi-tabi.jp/guide/guide_ino.html
2024年3月現在の情報です
皆さんお揃いの衣装でハイチーズ!
加茂山を案内してくれるのは、いの町ガイドくらぶの皆さん。メンバーは、高鴨綾子さん、堀尾良子さん、濵田吉子さん、森下孝明さんの4名で、この日は3人の方がお話ししてくれました。皆さんいの町出身いの町育ち、地元が大好きで「もっといの町をPRしたい!」と平成16年の町の合併時にくらぶを結成したそうです。昔からの顔なじみで、とってもお話が大好きなご様子。1つ質問をしたら、10も20も教えてくれるほどにガイド知識も豊富です。
加茂山で観察できる四季の草花などはこちら
春 | ミツマタ、ガンピ、イチヤクソウ、花ワラビ、ツツジ、サツキ、ホタルブクロ |
夏 | 種類豊富なシダ植物 |
秋 | アザミ、ヒサカキ、フジバカマ、紅葉 |
冬 | シハンスミレ、赤蛙の卵 |
加茂山の魅力は、市街地からとても近い場所にありながら、自然を身近に感じられるということ。集合場所のいの町役場本庁舎から、徒歩15分の場所に登山口があります。登山口からすぐの場所で観察できるのは、ムサシアブミやハナイカダで、それぞれ春から初夏にかけて花が咲きます。登山道のすぐ横には小川が流れていて、ヘラシダやコモチシダといったシダ植物が通年見られ、冬場でも青々とした草花が観察できるのも特徴です。
登山口の様子
登山口には杖があるので、ご利用ください
入山してすぐに見つけたユキモチソウ
道中には「トンボ・メダカ池」という場所があり、日本固有種のヤマアカガエルの生息地になっています。冬になると卵を見ることができ、春にはたくさんのオタマジャクシが泳ぎます。また、池の近くにはログハウスがあり、その付近でアサギマダラを呼び寄せる多年草のフジバカマが確認できます。
池で確認できるヤマアカガエル
秋になるとやってくるアサギマダラ
秋に花を咲かせるツワブキは、初心者でも見つけやすい
展望台は2ヶ所。まず見えてくる第2展望台公園には鯉のぼりが泳いでいて、お天気の良い日は高知市九反田にある複合文化施設「かるぽーと」まで見渡すことができるとか。桜の木もあり、3月下旬から4月にかけてが特に美しいそうです。
そしてガイド皆さんのオススメは、山頂にある第1展望台公園。先ほどまでの足の疲れも忘れるくらいの大パノラマが広がっていて、街並みや仁淀川はもちろん、太平洋まで臨むことができます。さらに高いところから見たい人は鉄塔に登れるので、ぜひ登ってみてください。登頂後はみんなでお弁当を食べながら、付近を自由に散策します。三角点もあるので、登頂の記念写真もお忘れなく!
何度登頂しても感動する第1展望台からの景色
昔活躍していた鉄塔にも登れます
ガイドコースでは、ゆっくり登りながら1時間から1時間半かけて頂上を目指します。道中では約10種ほどの草花を紹介すると聞きましたが、「このサカキ!ヒサカキって言うがやけどね、実が塩ラーメンみたいな香りがするがよ~」という具合に、目に付く草花の名前や特徴がポンポン飛び出すので、下山する頃にはそれ以上の知識が身についているはずです。
加茂山ハイキングの様子。所々急な坂もあります。
「四季折々の自然を感じながら、いの町の良さを体感してほしい」「こんなに人里近い場所で手軽に山登りしながら植物が見られる場所って珍しいきね。いの町に来るきっかけになってくれたらうれしい!」とガイドさんの地元愛を感じられる加茂山ハイキング。草花が好きな人、登山初心者さんもぜひ。
※大事な自然を守るために、盗掘、踏圧はしない、特定外来生物を持ち込まない、遺伝子汚染から在来種を守る等、決まり事は守りましょう。
■詳細はこちら
https://doppuri.kochi-tabi.jp/guide/guide_ino.html
2024年3月現在の情報です