コミュニティバスを活用したモデルコース~中津渓谷編~

  • コミュニティバスを活用したモデルコース
  • (中津渓谷編)
東西に長い高知県。観光客の皆さんは自家用車やレンタカーで県内を移動することが多いですが、実は、車を運転しなくても公共交通機関のみを使って人気の観光地に行くことが出来るスポットもあります。
 特に、住民の方の日常生活の”足”として、各市町村が運行している「コミュニティバス」を使えば、地元の生活を感じられたり、田舎の”おんちゃん・おばちゃん”とのふれあいなど、「極上の田舎」が体験できます。
「コミュニティバス」は曜日限定の運行など、利用にはハードルもありますが、通常の観光旅行では味わえない「どっぷり高知旅」へ出かけてみませんか。
今回は仁淀ブルーで人気の中津渓谷へ、女子二人がコミュニティバスを利用して旅をしてきました。

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  • 11:06 JR高知駅を出発

須崎行きの各駅停車のJR土讃線を利用して佐川駅へ
  • 11:54 JR佐川駅到着

駅のすぐ近くの佐川駅バス停から黒岩観光バス(広域線狩山口行き)で12:00に出発
  • 路線バスで約30分ほどで仁淀川町大崎バス停へ到着

  • 12:51 大崎バス停を町民バスで出発

路線バスでも中津渓谷近くの名野川バス停まで行けますが、バス停から中津渓谷まで約700m歩く必要があります。
そこで、曜日は限られますが、仁淀川町民バス(上名野川行き)に乗換えて出発(12:51発)
※町民バスは平日のみ運行(土日祝日はお休み)。なお、取材で使用した昼便は火曜日は運行していません。
日常生活の「足」として運行している町民バスならではの地元の方とのふれあいもあるかも?
  • 大崎バス停から約10分ほどで、中津渓谷バス停に到着

このバス停は中津渓谷の入り口すぐ近くにあるので、アクセスが非常に便利!
町民バスは住民の方の利用が主ですが、観光客も利用できます。また、料金も大人200円とリーズナブル。
  • 13:10 ゆの森でランチ

まずは、腹ごしらえ。渓谷の入り口近くにある中津渓谷ゆの森でランチ。
いただいたのは人気ナンバー1の「ゆの森弁当」
  • 14:00 中津渓谷の散策へ

お腹もいっぱいになったところで、中津渓谷の散策へ出発。

中津渓谷は雨竜の滝、紅葉滝、竜宮渕、石柱など「仁淀ブルー」を心ゆくまで楽しめるスポット。渓谷の入り口から約1.6kmの遊歩道が整備されている。クライマックスの落差20m、神秘的な美しさに心打たれる雨竜の滝が見どころ。

より中津渓谷をどっぷり感じるには、「中津渓谷ガイドツアー 地元ガイドと一緒に仁淀ブルー探訪!」もおすすめ。
6,000円(2名様料金)3人目より+3,000円(小学生は+1,000円)
1名参加の場合は、1名で6,000円となります。
問合せ:090-8696-7707(仁淀川町の観光を考える会)
※予約は2日前の17時まで。
  • 15:30 「ゆの森」で温泉も堪能

中津渓谷を散策した後は、ゆの森で温泉も堪能できます。
中津渓谷の入口に建つ温泉宿。周囲の景観を楽しみながら入浴できる露天風呂と大浴場の源泉はアルカリ性単純硫黄冷鉱泉。(主な効能は、慢性皮膚痛、きりきず、糖尿病など)また、冬の時期には幻想的な演出の中津渓谷仁淀ブルーフェスタも開催されます。
  • 17:26 中津渓谷バス停出発~帰り道~

中津渓谷をどっぷり堪能した後は、町民バスと路線バスを乗り継いで佐川駅へ。
17:26中津渓谷バス停発~大崎バス停乗換え~17:40大崎バス停発~18:10佐川駅バス停着

佐川駅からは、18:34発JR土讃線で高知駅へ(19:25着)

今回は中津渓谷へ路線バスと仁淀川町民バスを乗り継いで出かけましたが、高知県内の観光地で他にもコミュニティバスを利用して行けるルートもあります。

※列車、バスの時刻表は令和7年2月現在のものです。
  • 今後、他のコースの紹介も掲載していく予定ですので、お楽しみに!

  1. ~「モネの庭」マルモッタン・中岡慎太郎館・北川村温泉を巡る北川村どっぷり旅~
  2. ~のいち動物公園・アクトランド・井上ワイナリーを巡る香南市「どっぷり」旅~
  3. ~やなせたかしのふるさとめぐりとクラフトビールを堪能する香美市「どっぷり」旅~
  4. ~安居渓谷で仁淀ブルーをどっぷり旅~
  5. ~黒尊渓谷で1泊 四万十川流域で一番の清流をどっぷり満喫~
  6. ~コミュバスで三原村をどっぷり体感!~
  7. ~四万十川源流から河口まで、196㎞をたどる「どっぷり旅」~