私を癒す仁淀ブルー旅

  • 私を癒す仁淀ブルー旅
よく晴れた6月の朝。
忙しない日々からちょっと抜け出したくて、夏が近づく開放感にまかせ、美しい風景と穏やかな時間を求めて高知にやってきました。目指すは「仁淀ブルー」で有名な日本一の清流 仁淀川。

待っていたのは、息を飲む絶景・自然・食・クラフト。日々のリトリートにとどまらない、その土地の人や暮らしに触れる1泊2日の旅をご紹介します。

 

空港からレンタカーに乗り、仁淀ブルーの聖地といわれる話題の観光スポット「にこ淵」へ。清涼感抜群の空の青と、光が差し込む神秘的な青・・時間を忘れるほどの美しい空間に包まれ、頭を空っぽにして思い切り深呼吸。

✏️季節や時間によって表情が変わるそうです。紅葉の時期や光が差し込む時間など、事前チェックがおすすめ!

  • 美味しい風景とごはん/茶農家の店 あすなろ

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風薫る山々と仁淀川を望みながら心身をととのえる山のごはん。テラスに座り、お茶の炊き込みおむすびに茶みそ、田舎こんにゃく、イタドリなど、山の恵み溢れる料理を楽しんできました。なんともいえない、豊かな時間。

 

新茶の蜜をかけて楽しむ、この時期限定の「新茶あんみつ」。

茶香炉が焚かれ、お茶の香りが心地よく漂う。

  • 絶叫吊り橋&ジップライン/ニヨフラ

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心のデトックスに「ニヨフラ」へ🌿
遠くの空と山と川、眼下の木々と巨岩が連なる雄大な渓谷美の中、行きは高さ30mの吊り橋を渡り・帰りはジップラインで爽快に駆け抜けるという恐怖半分、感動半分の体験!

✏️300円で携帯用のクリアポーチがレンタルできます。撮影もぜひ楽しんで📷

怖いけれど、やっぱり見たくなる足元の絶景。もう少し進むと中津明神山の頂上が見えますよーと励まされながら歩を進め・・。

体験後は冷たい煎茶とお菓子で一服🍵茶農家さんが運営しているとあって、とっても美味しい。お土産もあります。

仁淀川町の山間で、手摘みした野草のブレンドティーを作っているtretre。越知町のかわの駅で偶然お茶を見つけて連絡してみたところ、運よくアトリエを見学させてもらえることになりました。

元々は保育園だったというその場所は、窓から見える眩しいほどの新緑と水の音がとても印象的。伺ったタイミングはミシュラン二つ星の料亭のお茶を作っている真っ最中でした。

「お茶は季節を伝えるもの」と代表の竹内太郎さん。種子がこぼれて、育ち、味わいのいい生長の頃を見て摘み取る。昔からこの地域で飲まれている「暮らしのお茶」は自然の恵みそのもの。この日は山で自生するお茶を手摘みした「山茶」の新茶をいただきました。ほんとに、美味しい。

  • 知的好奇心がくすぐられる場所/Kaji-house

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文化財の修復に土佐和紙が使われているという話を聞いたことがあり、1930年創業「尾崎製紙所」四代目の片岡あかりさんが運営するアンテナショップを訪ねました。ホタルブクロが咲く山道を上り到着したショップには、彼女が漉いた和紙を使った国内外のアーティストによる作品が展示されています。

ところで、原料を意識しながら紙を見比べたことはありますか?ミツマタの紙とコウゾの紙。素材の植物で色や風合いが異なり、ペンやインクの感触も変わります。・・おもしろい。そんな視点で文房具を選んだことなんてあったかな。
あかりさんが「和ノート」と名付けた、天然素材の柔らかな手触りのノートを作るワークショップで体験できます。

✏️ワークショップは不定期開催なので、ご希望の方はKaji-houseまでお問い合わせくださいね。

昭和レトロな民宿で一泊。川にせり出して立つこのお宿では、川のせせらぎと鳥のさえずりが耳を楽しませてくれました。元々料亭だったそうで、晩ごはんがとっても豪華。目の前の川で釣ったばかりの鮎が塩焼きと天ぷらで並び、夏の味覚に舌鼓。仁淀川の水をベースにつくられたクラフトビールと一緒にいただきました。これぞご褒美旅!

  • 蛍/仁淀川町

宿の方に教えてもらい、淡い期待を胸に某スポットへ。陽が沈むと、川辺の茂みからふんわりと優しい光が浮遊しはじめ・・満天の星と相まって幻想的な光景が広がりました。ただただ感動。

  • 仁淀ブルーにジャンプ!/Niyodo Adventure

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「仁淀ブルー」に飛び込んでみたい!そんな念願を叶えるべく仁淀ブルーを代表するスポット「中津渓谷」のキャニオニングに参加。青に包まれて思い切り、全身で楽しむ最高のツアー!岩からジャンプしたり、洞窟に入ったり、滝の裏側に行ったり、仕事もあの上司のことも全部キレイに忘れて夢中で遊びました✨川をゆったりと流れながら見上げた石柱の絶景は一生忘れられません😭

  • 初夏を感じるカフェ/CAFE and BEEFかる。

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遠くから魚影が確認できるほど澄んだリバービューが真正面に見えるカフェでランチ。向こう岸ではアジサイが見頃を迎えていました。テラス席に座り、川のせせらぎと自然の風を感じながら、この季節に来てよかったなぁと改めて実感。

美しく輝く茶畑をたびたび目にする今回の旅。せっかく新茶の時期に来たので、茶処 仁淀川町をもっと楽しもうと、茶畑の中にいるようなカフェ 池川茶園に行ってきました。「茶畑から育てた」というお茶の手作りプリンやパフェを堪能。この季節に仁淀川町を訪れることができた奇跡を感じながら、心も満腹に。

空港への帰路に着く道中、コロッケを求めて「松田精肉店」に寄り道。衣はサックサク、中はジューシーでトロトロ!地元で愛されるワケがわかります!
✏️コロッケは予約をしないとなかなか買えないほどの人気ぶり。


大自然と戯れながら仁淀川周辺を巡った二日間。ここに息づく手仕事と暮らしにも触れて、観光旅とはちょっと違った、自分をより豊かにする時間を過ごせたような気がします。