屋形船仁淀川&錦山散策ツアー
- 穏やかな仁淀川を味わい
- 蛇紋岩地帯特有の植物に出会う1日
オムライス街道で大人気の日高村では、川も山も満喫できるガイドコースを団体ツアー向けにご用意。“仁淀ブルー”で親しまれる仁淀川を間近に感じられる屋形船に乗り、船上からでしか見ることのできない景色を楽しみます。乗船中には、日高村や仁淀川流域の地場産品を使ったとっておきのお弁当を堪能。午後からは能津地区の蛇紋岩地帯にある錦山公園に移動し、ガイドさんの草花の解説を聞きながら山の中を散策します。
仁淀川をゆったりと下る屋形船
船上からは川面がグッと近くに感じられる
集合場所・能津集落活動センターミライエの隣にある屋形船の乗り場からツアースタート!仁淀川をガイドするのは、屋形船のガイド歴8年の田中登茂久さんを中心とした3名で、繁忙期には元村長さんや地域の方もサポートに入るそうです。
船に乗るとまずは上流へ200mほど上がっていき、Uターンして下流にある名越屋沈下橋を目指します。対岸には細かく美しい砂利が続く美しい河原が見え、川や空を見ながらゆったりと時間の流れを感じることができます。
春の屋形船の様子。川辺の桜が満開です
春には満開の桜や川辺に咲くイソツツジを見ることができ、冬にはオシドリやカモ、ヤマセミ、カワセミなど川に遊びに来る野鳥にも出会えるとか。船上でお弁当を食べながら50分間の川下りを楽しんでください。
船を降りたら、次は錦山を目指します。
錦山で見つけたトサミズキ
錦山は西日本最大級のドウダンツツジの自生地が広がる蛇紋岩地帯。秋になるとドウダンツツジの紅葉で山一帯が錦に染まることから「錦山」と名付けられたそうです。ちなみにツツジの見頃は4月中旬から5月中旬で、紅葉するのは10月下旬から11月中旬。
元々、植物の生息には厳しい条件と言われている蛇紋岩地ですが、錦山には自生のトサミズキも多く見られ、これは全国的に見てもとても希少なものだそうです。
そんな独特な特性を持つ錦山を案内してくれるのはガイドの武田和志さん。小学校教員を経て、地域づくりの組織立ち上げなどに携わり、日高村の図書館や酒蔵ホールの設立など地域に関わる仕事をしていました。退職後に趣味の野鳥観察をしながら環境調査の仕事をし、現在はガイド講師としても活躍しているマルチな方。恥ずかしがり屋さんなので、ご尊顔はツアーにて拝んでくださいね。
武田さん(後ろ姿)のガイド中のご様子
錦山で観察できるシハイスミレ。葉の裏側が紫色であることから名付けられました。
1週間から10日に1回は錦山公園を訪れるという武田さん。来る度に見頃の植物も変わってくるので、ツアーの切り口はその時々によって変わります。春ならトサミズキ、ドウダンツツジ、桜にヤチマタイカリソウ、初夏を過ぎるとアジサイを紹介したりと、お花ひとつでたくさんのうんちくがあるので、どんなお花を解説しようと、どこまで正しい知識を参加者の皆さんに伝えられるかを大切にしています。
磁鉄鉱を含んでいるのも蛇紋岩の特徴
最後に、ポケットから磁石を取り出して、蛇紋岩の中でも一際黒いカケラを拾い「黒いところは、磁鉄鉱が多いから磁石がくっつくんですよ」と教えてくれました。
「ホトケノザにまつわる話で10分は喋れる」と解説
ガイドツアーへの参加を通じて、自然に興味を持って、大事にしてくれる人が増えてほしいと願っている武田さん。「今私たちがいるのは、長い地球の歴史の最先端。これを壊してしまわないように、自然を正しく守っていきたい」と今日も錦山に入ります。
※大事な自然を守るために、盗掘、踏圧はしない、特定外来生物を持ち込まない、遺伝子汚染から在来種を守る等、決まり事は守りましょう。
■詳細はこちら
https://doppuri.kochi-tabi.jp/guide/guide_hidaka.html
2024年3月現在の情報です
仁淀川をゆったりと下る屋形船
船上からは川面がグッと近くに感じられる
集合場所・能津集落活動センターミライエの隣にある屋形船の乗り場からツアースタート!仁淀川をガイドするのは、屋形船のガイド歴8年の田中登茂久さんを中心とした3名で、繁忙期には元村長さんや地域の方もサポートに入るそうです。
船に乗るとまずは上流へ200mほど上がっていき、Uターンして下流にある名越屋沈下橋を目指します。対岸には細かく美しい砂利が続く美しい河原が見え、川や空を見ながらゆったりと時間の流れを感じることができます。
春の屋形船の様子。川辺の桜が満開です
春には満開の桜や川辺に咲くイソツツジを見ることができ、冬にはオシドリやカモ、ヤマセミ、カワセミなど川に遊びに来る野鳥にも出会えるとか。船上でお弁当を食べながら50分間の川下りを楽しんでください。
船を降りたら、次は錦山を目指します。
錦山で見つけたトサミズキ
錦山は西日本最大級のドウダンツツジの自生地が広がる蛇紋岩地帯。秋になるとドウダンツツジの紅葉で山一帯が錦に染まることから「錦山」と名付けられたそうです。ちなみにツツジの見頃は4月中旬から5月中旬で、紅葉するのは10月下旬から11月中旬。
元々、植物の生息には厳しい条件と言われている蛇紋岩地ですが、錦山には自生のトサミズキも多く見られ、これは全国的に見てもとても希少なものだそうです。
そんな独特な特性を持つ錦山を案内してくれるのはガイドの武田和志さん。小学校教員を経て、地域づくりの組織立ち上げなどに携わり、日高村の図書館や酒蔵ホールの設立など地域に関わる仕事をしていました。退職後に趣味の野鳥観察をしながら環境調査の仕事をし、現在はガイド講師としても活躍しているマルチな方。恥ずかしがり屋さんなので、ご尊顔はツアーにて拝んでくださいね。
武田さん(後ろ姿)のガイド中のご様子
錦山で観察できるシハイスミレ。葉の裏側が紫色であることから名付けられました。
1週間から10日に1回は錦山公園を訪れるという武田さん。来る度に見頃の植物も変わってくるので、ツアーの切り口はその時々によって変わります。春ならトサミズキ、ドウダンツツジ、桜にヤチマタイカリソウ、初夏を過ぎるとアジサイを紹介したりと、お花ひとつでたくさんのうんちくがあるので、どんなお花を解説しようと、どこまで正しい知識を参加者の皆さんに伝えられるかを大切にしています。
磁鉄鉱を含んでいるのも蛇紋岩の特徴
最後に、ポケットから磁石を取り出して、蛇紋岩の中でも一際黒いカケラを拾い「黒いところは、磁鉄鉱が多いから磁石がくっつくんですよ」と教えてくれました。
「ホトケノザにまつわる話で10分は喋れる」と解説
ガイドツアーへの参加を通じて、自然に興味を持って、大事にしてくれる人が増えてほしいと願っている武田さん。「今私たちがいるのは、長い地球の歴史の最先端。これを壊してしまわないように、自然を正しく守っていきたい」と今日も錦山に入ります。
※大事な自然を守るために、盗掘、踏圧はしない、特定外来生物を持ち込まない、遺伝子汚染から在来種を守る等、決まり事は守りましょう。
■詳細はこちら
https://doppuri.kochi-tabi.jp/guide/guide_hidaka.html
2024年3月現在の情報です