昔ながらの暮らしにふれる「こんにゃく作り」/せいらんの里
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看板お母ちゃんの一人 80代の中山さんに、昔ながらのこんにゃく作りを教えてもらいました。
「昔はこの辺の茶畑にコンニャクがたくさん生えちょった。3年か5年ばぁで芋ができるがよ」
昔の作り方はこうだったとか、お母ちゃんのおしゃべりも楽しい🎵今回は灰汁の代わりに炭酸ナトリウムを使い、コンニャク芋と一緒にミキサーにかけます。「飛びゆう(液が跳ねている)間はまだで〜」としっかり待つよう指導が入り・・なんだか実家に帰ってきたみたい🤣
続いては手で捏ねます。「もっともっとー!」とお母ちゃん、とても楽しそう。いよいよ固くなってきた頃に場所を移し、こんにゃくを茹でる釜戸の蓋を開け、「空気を入れんように。繋ぎは割れるきいかんでぇ」と、慣れた手つきでこんにゃくを丸めて釜へ放り込みます!
「ハートとかクマの形にする人もおるよ」
はっぱをかけられながら、私も丸めて丸めて・・次々と釜へ投入💦
「30分ばぁ経ったかね?食べてみる?」
茹で上がった出来立てのこんにゃくを食べてみると・・想〜像〜以上〜の美味しさ✨😋川を眺めながら、冷たい津野茶と一緒に堪能しました。
「もう帰るきねぇ」
のんびりしていると、明日の朝は会えないからと、帰り際に声をかけてくれました。ありがとう、お母ちゃん!また会いに行きます!
✏️こちらの体験は事前予約制です。一人からOK!
テラスでヨガをしたり本を読んだり。日常を忘れてただぼーっと過ごし、美味しいものをたくさんいただく。
「自分のスタイルで自由に過ごしてほしいです。実家に帰ってきたような体験を楽しんでいただけたら」と代表の谷脇さん。
宿のエントランスを入るとまずお母ちゃんたちが働く厨房が見える窓があります。かしこまったお出迎えの代わりに、いつでもお客さまの顔を見て「おかえり」「いってらっしゃい」が言いたいというお母ちゃんたちの気持ちがこもった仕掛けなんだそう。飾らないおもてなしに心がほっこりします。
「季節を感じながら、旬の野菜を楽しんでアレンジしています」
お母ちゃんたちの知恵で作る、懐かしくてあたたかい料理は朝夕とも品揃え多数で、感動的な美味しさ!野菜や米は近隣の農家さんから直接仕入れたもの。炊き立てのごはんと一緒に一品ずつゆっくり味わい、食の大切さを考えるひとときになりました。
晩ごはんは四万十鶏・四万十豚・四万十鰻を堪能。ほろ苦いユキノシタの葉の揚げ物や茄子のタタキなど、旬の地元素材を使ったお母ちゃんたちの手料理がたっぷり味わえます。
朝ごはん。土鍋で炊いた薫り高い四万十源流点米に具沢山お味噌汁!ほかにもビュッフェ形式で多数の副菜が用意されています。食後はコーヒーとワッフルを持ってテラスで一服しました☕️
翌朝、青い湖に鯉が泳ぐ神秘的なスポットがあると聞いて寄り道することに。
石灰岩から湧き出た水は青く、湖は息を飲むほどの美しさ。実際に行ってみると、その透明度の高さゆえか、鯉が空を泳いでいるみたい!
空と山の壮大なパノラマ/四国カルスト天狗高原
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日本三大カルストの中で最も標高の高い四国カルスト。青い空と、白い石灰岩が散りばめられた大草原。そして、草の上に横たわる牛たちに癒されます。遠くに山々の稜線を望みながら、開放感たっぷりの「天空の道」のドライブを楽しみました。
四国カルストにまつわる自然学習館。副館長の川西さんが「ハンカイソウとフクリンササユリが最近咲きはじめました」と教えてくれました。見頃はフクリンササユリは7月中旬まで、ハンカイソウは7月下旬ごろまでだそうです。
天空のパノラマを満喫しながら一休みできるカフェも併設。おすすめは津野町のかぶせ茶をトッピングしたカルストテラス特製ミルクプリンとソフトクリーム🍦
四万十川の支流 北川川にある、幅60センチほどの木の板を3枚かけた橋。四万十川にかかるいくつもの沈下橋の原型と言われています。長い間人々の暮らしを支え続けている橋は自然に溶け込み、必要なものだけを備えたミニマルな姿はますます趣深い。山里ならではの美観でした。
山の中のリトルコリア/チムジルバン・レストラン鷹取
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旅の最後は、梼原町の山の中に佇むチムジルバン(韓国式低温サウナ)&韓国家庭料理屋さんへ。もてなしてくれたのは矢野さんと矢野さん😊おすすめの石焼ビビンバセットをいただきながら、どうしてこんな場所に?と聞いてみると・・
きっかけはおよそ約30年前。韓国のペジェ大学の学生が地域社会を学ぶために梼原を訪れ、以来交流が続くようになりました。5年ほど経った頃、地域活性化の事業としてこの交流を活かしたキムチ作りをすることになり、韓国研修に行ったり韓国から先生を招いたり、日々努力する中で自家製キムチが誕生!現在では高知県内のスーパーマーケットでも人気商品になっています。事業はさらに発展し続け、チムジルバンとレストランを構えるようになったそう。今や県内外にリピーターが大勢います!
「ここに辿り着くまでの道すがらも癒しになる、とお客さまに言ってもらうことが多いです。サウナと韓国料理で、リフレッシュして帰ってほしいです。」・・身も心も整いました。
チムジルバンは岩塩房とゲルマニウム鉱石房の2つの部屋があります。体の芯から温まりながら、のんびりリラックス。
町内の野菜を使うこともあるというナムルや自家製キムチ!「柚子とシソの寒天ゼリー」はとても高知らしくて嬉しい🎵
人気のチヂミは「こっちも合うよ」と勧めてもらった特性ドレッシングをつけていただきました😋
そろそろ空港に行く時間。最後の寄り道に、樹齢800年といわれる巨木を見に行きました。圧倒的な存在感・・
美味しいものと絶景に恵まれ続けた二日間。高知の大自然と食に感動した旅になりました!