あんぱん調査隊vol.5
「ごめん」に溢れたやなせたかし第二のふるさとへ ~前編~

2025-05-30

★目次
1.「御免与駅」から町歩きスタート!
2.「やなせライオン公園」で「カレーパン」を食す
3.後免町の魅力はまだまだたくさん!
連続テレビ小説「あんぱん」の舞台、「御免与町(ごめんよちょう)」。インパクトのある名前に、驚いた方も多いのではないでしょうか。
実は、高知県中部の南国市には、舞台のモデルとなった「後免町(ごめんまち)」という町名が実在します。
やなせさんが少年時代を過ごした町を実際に歩いてみると、見どころがたくさんあることが判明!
今回のあんぱん調査隊は前編・後編にわたって後免町の魅力に迫ります!
1.「御免与駅」から町歩きスタート!
町歩きのスタート地点は、JR四国土讃線、土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線の後免駅。
ドラマの「御免与駅」の印象とは異なり、とても近代的な建物です!
ちなみに後免町にはごめん・なはり線の「後免町駅」もありますが、
こちらについては後編で紹介するのでお楽しみに!
そんなJR後免駅前から続く「南国市シンボルロード」。
少し歩くとさっそくやなせさんがデザインした「ごめんえきお君」の像に会うことができました!
なんともいえないサイズ感がいとおしい…!
南国市シンボルロードから少し東に入ると、公園が見えてきました!
「やなせたかし・ごめん駅前公園」はやなせさんが小学2年生から18歳までの少年時代を過ごした「内科小児科柳瀬医院」の跡地につくられた公園です。
看板には弟との思い出の詩が綴られていて、やなせさんにとって第二のふるさとであるこの町の当時の様子が思い起こされます。
南国市シンボルロードに戻りさらに進むと、現れたのは南国市観光案内所。
2025年3月21日にオープンしたばかりの観光案内所で、特産品の販売・レンタサイクル・観光ガイド受付・手荷物預かり・おへんろ衣装レンタルなどのサービスが受けられます。
周辺地域の観光パンフレットも充実しているので、情報収集にはぴったりの場所!
私たちも歩いてお腹が空いてきたので、観光案内所で情報をゲットして、ここで軽食タイム。
近くのスーパー「サンシャインカルディア」にある「パン工房フォンティーヌ」で、人気の「米粉カレーパン」と「シャモカレーパン」を購入しました!
(シャモカレーパンは、事前に予約が必要です。)
どちらもボリューム満点!シャモカレーパンは南国市のブランド鶏である「ごめんケンカシャモ」を使っているそう。
実はこちらのパン屋さん、スーパーの改装に伴い7月中旬まで臨時休業してしまうので、営業再開までお目にかかることができません…。
ですがご心配なく!「道の駅南国 風良里」の新商品「ごめんしょうがカレーパン」もおすすめです。
やなせさんがデザインした「しょうがちゃん」が目印。
高知県特産の生姜が使用された、ピリッとスパイシーな味わいが特徴のカレーパンです。
週末限定販売なので、ぜひゲットしてみてくださいね!
カレーといえば、作中でこの「御免与町」を訪れたこともある嵩の親友の辛島健太郎が、銀座のカフェでカレーを食べながら「うまか〜!最高ばい!」と舌鼓を打つシーンが印象的でしたね!
ということは、健太郎がオマージュしているキャラクターはもしかして・・・?
2.「やなせライオン公園」で「カレーパン」を食す
カレーパンを片手に向かったのは「やなせライオン公園」。
2025年3月に新しく完成した公園の入り口では、やなせさんの分身である「やなせうさぎ」がお出迎え!
円形の屋根がついたベンチでカレーパンを頂きました。
ベンチの中央は噴水になっており、公園内でひときわ目を引くライオン像が鎮座。
この像は柳瀬医院にあった石像のレプリカだそう。
四角いモニュメントには、やなせさんの作品が。
南国市で育った彼のルーツに触れることができます。
他にも名曲「手のひらを太陽に」をモチーフにしたベンチなど、子どもから大人まで楽しめるしかけがたくさん。
後免町を訪れた際には、ぜひ立ち寄りたい新スポットです!
3.後免町の魅力はまだまだたくさん!
今回の調査では、「南国市シンボルロード」を歩き、やなせさんゆかりのスポットを発見しました。
が!しかし!後免町にはまだまだ見どころが隠れているようです。
次回「やなせたかしロードの先に見つけたものとは!?」
後編をおたのしみに!ほいたらね!