仁淀川町の観光を考える会
ただ一つ残る土佐清張紙の工房見学とクラフト体験
- コース所要時間
- 90分(ガイド)、120分(クラフト体験)
- コース距離
- 花の里公園から工房まで、往復約3km。
- 実施時期
- ガイドは通年。(クラフト体験は指定日に要予約)
- 予約
- 3日前の17時まで
- 料金
- 1人~2人まで6,000円以降1人増える毎に3,000円
- 一言
- 歩き易い服装でお越しください。小雨決行。
土佐和紙クラフト体験は、HPで紹介しています。11月下旬ごろです。HPで確認をして、予約をお願いします。
※このツアーガイドの申し込みに際しては、仁淀ブルーツアーに連絡してください。
仁淀ブルーツアーのメールアドレス:mksugi0201841@outlook.jp
仁淀ブルーツアーのHP:https://2410bluetour.com/ - ガイド団体詳細ページ
- ガイド氏名
- 仁淀川町の観光を考える会
※コース内容、料金等は変更になっている可能性がありますので、あらかじめ観光ガイド団体に確認をしていただきますようお願いいたします。
Model course
モデルコース
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※①②は工房見学ガイド、③④は和紙でクラフト体験をする場合。

山の中腹にある寺村
地元の方が手作りしてできた花桃と桜と菜の花の公園に集合。寺村小学校の運動場が駐車場になっている。かつては、この寺村の斜面が、真っ白になるほど、多くの製紙工場があったが、もうここ寺村や岩戸の地域に残る和紙工房は、1軒だけとなった。

尾崎製紙所のある岩戸の集落
花の里から地域や和紙の歴史の話を聞きながら、和紙工房へ歩く。見晴らしの良い山の中腹から、さらに奥へと、山々の景色を眺めながら歩く。土佐和紙には、主に、カゲロウの翅と呼ばれる土佐典具帖紙と千年持つ言われる土佐清張紙があり、それぞれ「記録作成などの措置を講ずべき無形文化財」として国に選択されている。

3月花の里公園
花桃が咲く3月中旬頃だけでなく、青く蛇行する仁淀川と緑の山々が見える景色も素晴らしい。アトリエショップからは、その景色が一望に見える。そこでのんびりとクラフト体験をしませんか。「伝統的な技法を受け継ぐということは、その製法ができるこの自然を保つこと、この仁淀川の景観を守るということ。」という生産者が、クラフト体験のサポートをしてくれます。

土佐清帳紙ただ一人の生産者
かつて関西地域では大福帳として重宝され、火災の際には井戸の水中に投じ、数日後に取り出しても墨の字が消えず丈夫であったとのこと。このような経年に強い昔からの品質を維持するために、昔ながらの製法を守っている。まずは、原料から作り、田さらしや板干しなど、自然の中で作ることを大切にして、一枚一枚を丁寧に仕上げる製法の希少さと価値を、工房見学の現場で見てほしい。