あんぱん調査隊vol.15
よさこいの本場・高知のよさこい祭りを調査!

2025-08-22

★目次
1.よさこい祭りとは?
2.踊り子の本番をご紹介!
3.今週末は東京でもよさこいが楽しめる!
連続テレビ小説「あんぱん」では、朝田家の3姉妹が豪の壮行式のときや
釜じいが亡くなる前に「よさこい節」を歌うシーンがありましたね。
「よさこい節」とは高知県の代表的な民謡で、
この民謡が高知の夏の風物詩である「よさこい祭り」のルーツとなっています。
1.よさこい祭りとは?
よさこい祭りは、毎年8月9日~12日に高知市内で開催される高知県を代表するお祭りです。
9日に前夜祭、10日と11日に本祭、12日には全国大会と後夜祭が行われます。
全国で数多くのよさこいが開催されていますが、第二次世界大戦後の不況を吹き飛ばし復興を祈り、
市民を元気づけたいという想いから始まった高知県の「よさこい祭り」が起源と言われています。
よさこい祭りは戦後復興のために始まったもの。
そのため、止まっているのではなく前に進んでいくことが基本ルールとなっています。
また、音楽家・武政英策氏が「よさこい節」をもとに作詞・作曲した「よさこい鳴子踊り」という曲の一部を入れることもルールです。
この2つのルールを守っていれば、衣装や音楽、振り付け等は自由!
高知市内に16ある会場をチームごとに回り、踊ります。
2.踊り子の本番をご紹介!
2025年のよさこい祭りには、約190チーム・約18,000人の踊り子が県内外と海外から参加しました。
今回は、筆者が踊り子として本祭に参加した丸一日の様子をご紹介します!
■1日目(8/10)
8:00 起 床
8:30 朝 食:体力が必要なので、しっかりとご飯を食べます。
9:00 メイク:メイクとヘアメイクをしていきます。
美容院でやってもらう人も多いですが、今年は自分でやってみました!
11:00 出 発:集合場所まで、車で向かいます。
11:30 集 合:チームで公園に集まり、点呼や衣装チェックなどが行われました。
13:30 踊り開始:秦演舞場で、今年最初の演舞がスタートです!

今年の踊りを初めてお客さんに見てもらい楽しんでもらうことができ、嬉しかったです!
演舞が始まる前は本番という実感が全くなかった筆者ですが、ようやく実感が湧いてきました。
そして、次に演舞する予定の高知大学までバスで移動します。
普段なら20分ほどで移動できますが、下道は交通規制がかかっていたり
車が多かったりして時間がかかるので、高速道路を使いました!
なんと踊り子専用バスにはビニールがかけられているんですよ!
14:30 高知大学演舞場での演舞開始
高知大学に到着し皆で記念撮影をした後、踊り始めました。
このあたりから雨が降り始めましたが、雨は関係なくお祭りは続きます!
この後、いくつかの会場で踊り、一時解散(休憩)となったので、
中央公園に出ていた屋台の焼きそばと唐揚げを皆で食べました。
21:00 追手筋本部競演場での演舞開始
休憩が終わり再集合した後、追手筋で演舞です。
雨がかなり降り衣装も重くなっていましたが、笑顔で頑張ります!
筆者は追手筋で花メダルをもらいました!
メダルは個人に与えられる「個人賞」で、競演場や演舞場ごとにデザインが異なるものもあります。
21:20 高知城演舞場での演舞
1日目最後は高知城です!
21:45 解散
高知城での演舞後、近くの公園で一度集まり、2日目の注意事項などを共有して解散しました。
22:15 帰宅
帰宅後、お風呂に入り、帰宅途中に買ったプリンを食べ、衣装を洗濯し干して、1日目が終了しました。
筆者が参加したチームは、1日目に6会場、2日目に7会場踊りました。
両日とも雨がかなり強く降り、雨に濡れて寒さも感じ、
長年よさこい祭りに参加している筆者も体験したことのないようなお祭りとなりましたが、
思いっきり楽しむことができました!
3.今週末は東京でもよさこいが楽しめる!
高知が本場のよさこい。
明日8月23日と明後日24日は東京で「原宿表参道元氣祭スーパーよさこい 2025」が開催されます!
高知で活動しているチームも多く出場しますので、本場のよさこい祭りの雰囲気を感じられると思います。
ぜひ遊びに行ってみてくださいね。
「原宿表参道元氣祭スーパーよさこい 2025」について、詳しくはこちら
https://www.super-yosakoi.tokyo/
それでは、次回の記事もお楽しみに。ほいたらね!