あんぱん調査隊vol.13
高知の「パン」事情について、リアルパン工場に聞いてみた!

2025-08-12

★目次
1.高知ヤマザキは、1日2万個以上を製造するパン工場!
2.「あんぱん」放送後、あんぱんの売上は伸びたのか?
3.高知ヤマザキならではの「ご当地パン」に注目!
4.どっぷり体験とパンを求めて、冒険の旅に出発!
連続テレビ小説「あんぱん」には、さまざまなパンが登場します。
ドラマ内のパンたちは、当時の道具や製法で作られているのだそう。
我が家でも、朝食にパンを食べながら放送を見ることが心なしか増えたような気がします。
今回は、高知のパン事情を教えてもらうために、「高知ヤマザキ」さんに伺いました!
1.高知ヤマザキは、1日2万個以上を製造するパン工場!
今回おじゃましたのは、「高知ヤマザキ」さん。

高知ヤマザキでは、1日2万個以上のパンが製造されているそう。
ずらりと並んだパンたちは、スーパーやコンビニでもおなじみのものばかりです。

2.「あんぱん」放送後、あんぱんの売上は伸びたのか?
今回お話を伺ったのは、高知ヤマザキの宮田さん(右)と橋田さん(左)。

お二人がおすすめするパンを伺ってみると、宮田さんは「まるごとソーセージ」。
大きなソーセージがまるごと1本入った、全国的にも人気の商品です!

橋田さんのおすすめは「ぼうしのみみ」。
「ぼうしのみみ」とは、高知のご当地パン「ぼうしパン」の帽子のつばの部分。
さくさくとした食感とやさしい甘さが特徴です。
高知県民なら誰しも「ぼうしパンのつば部分だけをたくさん食べられたらなあ」と夢見たもの。
夢って叶うものなんですね!
そしてお二人に、1番気になっていた質問をしてみることに。
記者:「あんぱん」放送後、高知でのあんぱんの売上に変化はありましたか?
宮田さん:正直、あまり売上に変化はないですね…。
パン全体としての売上は増えているもののお米の価格高騰でパンの需要が高まっているということもあり、
「ドラマの効果でパンの売上が伸びた!」とまでは言うことはできないそう。
それでもドラマの放送に合わせて、一袋でこしあんと粒あんの両方が楽しめる
「こだわりのあんぱん」が期間限定(2025年4月1日~5月31日)で発売されるなど、
ドラマによる盛り上がりは見られたようです。
ちなみにヤマザキのあんぱんにはこだわりポイントがあり、
なんとあんこは自社の製餡所で丁寧に作られているとのこと。
自社でつくることによって、時代に合わせた味の変更が実現できるそうです!
3.高知ヤマザキならではの「ご当地パン」に注目!
高知ヤマザキでは、高知ならではの商品や、地元コラボ商品も多数。
土佐くろしお鉄道「ごめん・なはり線」とのコラボでは、
やなせたかしさんがデザインした各駅のキャラクターがパッケージに。
また、先にご紹介した橋田さんおすすめの「ぼうしのみみ」も高知ならではの商品として、
高知龍馬マラソン2025の参加賞として配布されたそう。
その他にも、高知県内の動物園や水族館とコラボしたユニークなパッケージの商品も。
高知の企業として、コラボ商品を通じて観光振興にも積極的に取り組まれています。
お二人のお話を通して、高知ヤマザキが取り組む地域密着型のパン作りの姿勢を垣間見ることができました!
ご当地パンを見つけた際には、ぜひ一度手に取ってみてくださいね!
4.どっぷり体験とパンを求めて、冒険の旅に出発!
さて、高知県内ではパンにちなんだスタンプラリー企画が行われています!
その名も「もぐもぐ冒険ラリー」!
高知県が展開する「極上の田舎、高知。」をコンセプトとした
「どっぷり高知旅キャンペーン」の一環としてスタートした、
「高知の体験×地元のおいしいパン」両方を楽しめるスタンプラリーとなっています。
(スタンプラリー対象は体験のみで、パン屋は対象外です)
高知県内の、地域の魅力がたっぷり詰まった28の「どっぷりスポット」や「どっぷり体験」をめぐり、
高知を冒険するように楽しみながらスタンプを集めると、豪華な特産品が当たるこのスタンプラリー。
スタンプラリーの冊子では、「あんぱん」放送にちなみ、
地元のパン屋さんも紹介されているので要チェック。
パンを片手に、どっぷり体験を巡る”冒険”をぜひお楽しみください。
「もぐもぐ冒険ラリー」について、詳しくはこちら
https://doppuri.kochi-tabi.jp/article/mogumogurally/
夏休みシーズン本番。
高知を訪れた際には、地元のパン屋さんやスーパーのパンコーナーにも目を向けてみてくださいね!
高知ならではのパンたちが、高知の旅をもっとおいしくて楽しいものにしてくれるはず!
それでは、次回の記事もお楽しみに。ほいたらね!