あんぱん調査隊vol.10
ローカルな土佐の食を知るならココ!街路市を調査!

2025-07-11

★目次
1. 歴史ある土佐の街路市
2.木曜市おすすめグルメ
3.畑から食卓へ
高知ならでは!と言いたくなるシーンがたくさん登場する連続テレビ小説「あんぱん」。
最近では、「土佐の日曜市」が登場しました。のぶが新聞社に入社し、日曜市を取材していたのが記憶に新しい方も多いのではないでしょうか。
日曜市は毎週日曜日に開かれており、高知城下に東西1kmにわたって約300店舗が並びます。
旬の野菜や果物をはじめ、高知ならではの田舎寿司や漬物、刃物、骨董、植木まで、生活にまつわるあらゆる品々が並ぶ日曜市。観光スポットとしても人気で、いつものお買い物をする地元の人々も含めると、1日に約17,000人もの人が集まるそう…!
しかし、土佐の街路市は日曜市だけにあらず!
今回のあんぱん調査隊は、よりローカルな街路市を求めて、木曜市を調査してきました。
1. 歴史ある土佐の街路市
高知の街路市の歴史は300年以上。なんと元禄3年(1690年)から続くといわれています。
最も大きな日曜市のほか、高知市内では各地で火曜市、木曜市、金曜市が毎週開かれています。
木曜市が開催されるのは、高知城からすぐの南北の通り。通称「県庁前」に50店舗ほどが並びます。その名のとおり、高知県庁や高知市役所などが近く、オフィス街に位置するため、お昼時になるとスーツ姿の買い物客が多いのも特徴です。
日曜市と比べるとよりローカル感のある印象で、お弁当屋さんやパン屋さんなど、買ってすぐに食べられるお店も目立ちます。
2.木曜市おすすめグルメ
街路市の魅力といえば、これでもか!と並ぶ新鮮な旬の果物。
高知の夏のはじまりを感じさせるような、色とりどりの青果が並びます。
今が旬の高知名物・小夏(こなつ)や…
デコポンやブルーベリー、
色とりどりのすいかも!
また、高知のローカルフードにも注目。
ミョウガやりゅうきゅう、しいたけなどを寿司ネタに使用し、柚子が効いたシャリと食べる田舎寿司は、お昼ごはんにおすすめ。
ゆずドリンクや冷やしあめも、街路市散策のお供にぴったりです。
1個から買えるお餅も。
ちなみに高知市出身高知市在住の筆者ですが、子どもの頃祖母に連れられて木曜市に行った際には、このお餅を買ってもらうのが楽しみでした。おすすめはきびの入ったお餅です。
その他にもボリュームたっぷりのバインミー(パクチーもりもりでおいしかったです!)や、
明日の朝ごはん用に買いたいベーグルもありました。
干物などの海産物もあり、木曜市だけで1週間分くらいの献立が完成しそう…!
3.畑から食卓へ
木曜市を歩いていると、農産物の新鮮さに驚きます。
その日の朝に収穫された野菜をそのまま出す農家さんのお店もあり、スーパーではなかなか見かけることのない食材に出会えるのも魅力。
食べ方がわからないときは、お店の人に調理方法を聞いてみるのもおすすめです。
「今日は何つくろうかな」と迷ったときは、街路市を歩いてみると何かヒントが隠れているはず。
食卓に並ぶ野菜たちがどんなところで、どんな人に、どんな風にして作られているのか。
そんなことを考えながら街路市を歩くと、楽しい発見がたくさんありました!
気がつけば両手いっぱいに買い物しちゃいました!
街路市に来れば高知の食がもっと身近に、もっと楽しくなること間違いなし。
ぜひ足を運んでみてくださいね!
高知の街路市について、詳しくはこちら。
https://kochi-tabi.jp/lp/aozora-market/index.html
次回の記事もお楽しみに。ほいたらね!