【本山町】大原富枝と柳瀬夫妻①『小さなジョーの物語』執筆のころ|大原富枝文学館企画展

【開催予定】 2025.07.09

NHK連続テレビ小説「あんぱん」で大注目のやなせたかし・小松暢夫妻。 柳瀬夫妻と本山町出身の小説家・大原富枝は交流があり、小説『小さなジョーの物語』の装幀をやなせたかし氏が手掛けました。 「装丁は、敗戦以来の友人である同郷の漫画家、そして詩人のやなせ・たかし氏にお願いした」 敗戦以来の友人、やなせたかし氏の装幀によって特別な一冊となった連載小説『小さなジョーの物語』。 戦災孤児ジョーが母を求めて放浪を続ける物語は、敗戦の混乱のさなか、女性や子供たち弱い者へと苦しみが集中してゆく現実を浮き彫りにするものでした。 作品が執筆された昭和26年から32年頃は四十代を迎える大原にとって自身の文学の方向性が定まらず苦しい模索を続ける時期でもありました。 柳瀬夫妻や作家仲間との交流とともに、女流文学者賞受賞への道のりを辿ります。 開催期間 2025年8月3日(日)~10月13日(月) 関連行事として、9/28(日)「第12回大原文学ミニ講座」を開催します 開催日時 2025年9月28日(日) 13:00~15:00 内容 記念公演「なぜ伝記小説を書くのか -人・歌・信仰-」 慶應義塾大学文学部教授 小平 麻衣子 氏 朗読「小さなジョーの物語」 高知県立嶺北高等学校生 弦楽三重奏「G線上のアリア」「よだかの星」「赤とんぼ」ほか バイオリン:奥田 万里 氏、ビオラ:角田 知子 氏、チェロ:荒金 心鈴 氏 施設案内 大原富枝文学館 高知県長岡郡本山町本山568-2 [Googleマップを開く] TEL:0887-76-2837 開館時間 午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで) 休館日 月曜日(祝祭日の場合は翌火曜日)  入館料 一般・大学生:300(240)円、小中高校生:100(80)円 ※( )内は、団体20名以上料金 ・身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳、戦傷病者及び被爆者健康手帳をお持ちの方とその介護者(1名)、高知県又は高知市長寿手帳をお持ちの方は入館料が免除となります。窓口にお問い合わせください。
公式サイトはこちら