「あんぱんファン感謝祭in高知」レポート
9月26日に放送が終了した連続テレビ小説「あんぱん」(NHK)。やなせたかしさんのふるさと高知で、9月6日(土)に開催された「あんぱんファン感謝祭in高知」の様子をお届けします!

主人公・柳井のぶ役の今田美桜さん、のぶの母・朝田羽多子役の江口のりこさん、のぶの妹・辛島メイコ役の原菜乃華さんがゲストとして登場し、第100回までの放送の中でファン人気の高かったシーンを撮影時のエピソードなどをお伺いしながら振り返りました。今回はTOP3をご紹介します!
第3位/第54回
千尋(中沢元紀さん)と嵩(北村匠海さん)が再開し、本音を話すシーン
15分のほとんどが千尋が嵩とのシーンで、リハーサルでは千尋役の中沢元紀さんは号泣されたそう!江口さんからは、若松次郎役で、このシーンの撮影を偶然見に来ていた中島歩さんはバウムクーヘンが大好きで、「バーム」というあだ名で呼んでいたという面白いエピソードをお伺いできました。
第2位/第29回
蘭子(河合優実さん)と豪(細田佳央太さん)の出征前夜のシーン
ファンからは「会社の休憩室で見ていて涙が止まらなくて困った」といった声が寄せられました。VTRで朝田蘭子役の河合優実さんが登場。「後退り」は監督と相談しながら、表情や声のトーンは河合さんに任されたということで、嬉しさと混乱をどうやったら表現できるか本番前まで悩んでいたという撮影の裏側を聞けました!
第1位/第85回
のぶと嵩の告白シーン
ファンからの「嵩の二倍 嵩のこと好きという言葉に夫も感動して、おれも言ってほしいと涙を流していました」とコメントが紹介されると、会場は笑いに包まれました。また、のぶが走るシーンは監督から「速すぎず勢いよくやってください」と指示があったそうですが、セットが狭くストロークがないので難しかったというエピソードも。
-「何者にもなれない」という言葉が印象に残っているというお話がありましたが、これはのぶの影響でしょうか?
今田さん
のぶの影響を受けることや、のぶとしてセリフを言う時に自分にグサッとくる瞬間もありましたが、1年間の撮影は本当に楽しかったです。のぶと自分に対してもすごく向き合った1年でした。
-1番思い出に残っている事は?

江口さん
やはり思い出すのは朝田家ですね。釜じいがいて、くらばあがいて、豪ちゃんがいて、たまにヤムさんがいる。その風景、その人たちの顔が忘れられませんし、3人娘の母親になれてよかったと思います。

原さん
1年間振り返って本当に楽しかったです。ずっと心の中にメイコがいます。今日も江口さん、今田さんの顔を見るだけで温かい気持ちになって、本当に素敵な作品と改めて思いました。
-高知の人たちの「あんぱん」愛は伝わってましたでしょうか?
今田さん
本当に伝わっていました。高知県のみなさんのメッセージやお菓子とか色々なもの、様々な瞬間で高知のみなさんの愛を感じて撮影を頑張ることができました。東京と高知で離れていましたが、常に支えてもらっていました。本当にありがとうございました。
-最後に高知のファンに向けて
江口さん
こんなに愛がいっぱいで驚きました。
本当にありがとうございました。
原さん
みなさんの目がメイコ、のらくろ以上にキラキラしていて、幸せをチャージできた90分間でした。高知のみなさんの温かさを来るたびに感じていますし、「あんぱん」という作品が愛されているのが伝わってきます。このような素晴らしい作品に携われて嬉しく思います。
今田さん
高知のみなさんが温かく迎えてくださって、温かい言葉が沁みて撮影を頑張ることができました。「あんぱん」という作品を届けることで少しでも高知のみなさんが元気に、そして温かい気持ちになってくれたらいいなと思いながら撮影していました。みなさんに「あんぱん」が届いていると嬉しいです。本当にありがとうございました。




